アメリカの格付け会社「ムーディーズ」が、韓国の格付けをこれまでどおり「Aa2 (ダブルエーツー)」に据え置きました。
企画財政部が6日、発表したところによりますと、「ムーディーズ」は、韓国の格付けを「Aa2」に据え置き、見通しは「安定的」とするということです。
2015年12月に「Aa3」から「Aa2」に上方修正して以降、1年7か月間の据え置きとなります。
韓国の成長率の見通しについては、ことし1月から3月期の成長などを踏まえて、0.3ポイント引き上げて2.8%に上方修正しました。
「ムーディーズ」は、「韓国の高い水準の経済回復、財政規律、適正な水準の政府負債、制度の強み、低い対外リスクなどを考慮した。向こう5年間、相対的に堅調な成長が見込まれる」と話しています。
今回の発表は、新しい政権が発足して以来、初めて行われるグローバルな格付け会社による公式な評価です。