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経済

三星電子の営業利益72%増 過去最高

Write: 2017-07-07 13:03:45Update: 2017-07-07 13:29:29

三星電子の営業利益72%増 過去最高

三星電子が7日発表したことし4月から6月までの第2四半期の連結決算によりますと、営業利益は14兆ウォンで、前の年の同じ期間に比べて72.0%増え、過去最高となりました。
当初、市場の予想は13兆2000億ウォンでしたが、これを上回りました。
好実績の背景には、半導体部門が好調なことがあります。
半導体メモリー市場では、AI=人工知能やIoT=モノのインターネットなどの新規需要が大幅に増えていて、半導体がスーパーサイクル、長期好況に入っているとの見方が多くなっています。
三星電子は、5年前から準備してきた3次元V NANDメモリーの生産や新工場設立などの投資も今回の実績につながったと説明しています。
三星電子の営業利益は、アップルの営業利益を上回ることが予想されています。
アップルのことし第2四半期の営業利益は105億ドル、およそ12兆3000億ウォンになると見込まれています。
さらに、アメリカのIT業界をリードしている「FANG」、つまり、フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの4社の営業利益の合計を上回るものとみられています。
一方、売上高は60兆ウォンで前の年の同じ期間に比べて17.8%増えました。
このうち、半導体部門の売上げは17兆5000億ウォンと推定され、半導体業界1位のインテルを24年ぶりに上回る見込みです。
業界では、7月から12月までの第3・第4四半期の業績見通しについて、半導体メモリー価格の堅調、有機ELパネルの需要増加、大画面スマホ「ギャラクシーノート8」発売などの好材料が続くと予想され、さらに業績が伸びる可能性があるという見方が多くなっています。

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