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政治

韓日首脳が初の会談 頻繁に会うことで一致

Write: 2017-07-07 18:47:52Update: 2017-07-07 18:47:52

韓日首脳が初の会談 頻繁に会うことで一致

文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相が現地時間の7日、G20=主要20か国・地域首脳会議が開かれているドイツ・ハンブルクで初の首脳会談を行い、北韓の核問題など幅広い懸案について意見を交わしました。
会談は現地時間の7日午前9時40分頃から35分間にわたって行われ、文大統領は「頻繁に会って踏み込んだ対話をする機会をたくさん持ちましょう」と提案しました。 
安倍首相は韓国語で「こんにちは」とあいさつしたあと、「文大統領と未来指向の新しい韓日関係を構築していきたい。そのためには緊密な協力をし、機会があるごとに会談し、政治・経済・文化など幅広く交流し、地域の変化と安定について、また北韓の核問題について協調を図っていく必要がある」と応えました。
会談で、安倍首相は、旧日本軍の慰安婦問題をめぐるおととし末の韓日合意について、「未来志向の日韓関係を築いていくための欠くべからざる基盤だ」と指摘し、これに対し、文大統領は「国民の多数が合意を受け入れられないでいる」としながらも、「慰安婦問題がほかの分野での関係発展の障害になってはならない」と述べました。
北韓の核問題をめぐっては、両首脳は、北韓に圧力をかけ続けることが重要との認識で一致したもようです。
また、両首脳は、交互に相手国を訪問するシャトル外交の復活で合意したほか、韓日中3か国首脳会談の早期開催を目指すことで一致しました。
韓日首脳会談の開催は去年9月以来10か月ぶりで、文大統領と安倍首相による会談は、文大統領が就任して以来初めてです。
文大統領は前日の6日の夜にハンブルク市内のアメリカ総領事館で行われた韓日米首脳会談で、顔を合わせています。

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