結婚していないカップルによる出産の出産全体に占める割合が、2014年現在、韓国は1.9%で、OECD=経済協力開発機構の加盟国のなかでもっとも低いことがわかりました。
OECD加盟国全体の婚外出産は平均で39.9%に上っています。
婚外出産の割合を国別で見ますと、フランス、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンなどが50%を上回っている一方、韓国、日本、トルコ、イスラエル、ギリシャなどは10%を下回っています。
一方、人口1000人当たりの年間の結婚件数は、中国が9.6%でもっとも高く、続いてトルコ、アメリカ、イスラエル、韓国などの順となっており、OECD加盟国の平均は4.6%でした。
これについて専門家は、「結婚する前の子どもの出産が社会的に容認されることは、出生率の向上に肯定的な影響を与えるものとみられる」と説明しています。