野党3党が国会への出席をボイコットしているなか、国会予算決算特別委員会の全体会議で、11兆ウォン規模の補正予算案が提出されました。
予算決算特別委員会の全体会議が10日、開かれ、政府の11兆ウォン規模の補正予算案が提出されました。
しかし会議には、最大野党「自由韓国党」、野党「国民の党」、「正しい政党」の3党は出席しませんでした。
全体会議を前に、各党の院内代表らが補正予算について議論するため会合しましたが、補正予算案の可決を求める与党「ともに民主党」に対して、長官人事などに反発してボイコットを宣言している野党3党が、予算案の提案を見送ることを求め、合意には至りませんでした。
このため、野党が出席しないまま、与党主導で補正予算案が提出されました。
補正予算案については、審議入りし、予算案調整小委員会に付託するためには、予算決算特別委員会の過半数が賛成しなければならないため、審議の難航が予想されます。