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国際

米軍がサードで迎撃実験 中国は「サード反対」

Write: 2017-07-13 10:55:58Update: 2017-07-13 11:40:35

米軍がサードで迎撃実験 中国は「サード反対」

アメリカ国防総省が11日、高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」で、弾道ミサイルを迎撃する実験を行い、成功したと発表したことを受けて、中国政府は、サードの韓国配備に反対するとの立場を改めて表明しました。
中国外務省の耿爽報道官は、12日の定例会見で、アメリカが「サード」で弾道ミサイルを迎撃する実験を行い、成功したと発表したことについて、「われわれは関係各国がミサイル迎撃問題において慎重に行動し、世界と地域の安全にマイナスの影響を与えないことを望む」と述べました。
耿爽報道官はまた、「サードの韓国配備に対するわれわれの立場は明確だ。断固として反対する」と強調しました。
これに先立って、アメリカ国防総省は現地時間の11日、ハワイの太平洋上空を飛行する輸送機から中距離弾道ミサイルに見立てた標的を発射し、アラスカ州のコディアク島に配置したサードでこれを探知・追跡し、破壊することに成功したと発表しています。
サードの迎撃実験は今回が14回目で、14回すべて成功しています。
中距離弾道ミサイルを迎撃する実験は今回が初めてでした。

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