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政治

米国 韓国にFTA見直しを正式要求

Write: 2017-07-13 10:56:28Update: 2017-07-13 11:16:37

米国 韓国にFTA見直しを正式要求

USTR=アメリカ通商代表部は12日、2012年に発効した韓米FTA=自由貿易協定の再交渉を韓国に対して正式に要求したと発表しました。
アメリカの対韓国貿易赤字の削減が狙いで、近くワシントンで両政府の代表による合同委員会の特別会合を開くよう提案しています。
USTRのライトハイザー代表は声明で、「韓米FTA発効後、モノの取引による対韓国貿易赤字は2倍になった」とし、再交渉では韓国内の貿易障壁を取り除くための修正を目指すとしています。
これについて、韓国産業通商資源部は13日、韓米FTA合同委員会の特別会合の開催を提案するUSTRからの書簡を受け取ったと述べました。
書簡で、アメリカは「再交渉」ではなく、「修正および変更」という表現を使っていて、そのための「フォローアップ交渉」を求めているということです。
こうしたことから、産業通商資源部では、今回の交渉は、全面的な改正に向けた「再交渉(renegotiation)」ではなく、いくつかの条項を見直す「改正交渉(amendment)」になると説明しています。
アメリカはこれまで、アメリカ製自動車に対する韓国市場での非関税障壁や韓国を経由した中国製鉄鋼製品のダンピング輸出を「不公正貿易」の例として指摘しており、交渉では、自動車と鉄鋼が主な見直しの対象になるものとみられています。
韓米FTAの協定文には、一方が合同委員会の特別会合の開催を要求すれば、もう一方は原則として30日以内に応じるようになっています。

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