夏場の電力使用を抑えるため、政府は17日、店内に冷房をかけたまま入り口のドアを開けて営業する店の実態調査を始めました。
調査は17日から21日まで、ソウルの明洞(ミョンドン)や江南(カンナム)駅周辺、釜山の西面など全国の繁華街18か所で行われています。
産業通商資源部、地方自治体、市民団体、韓国エネルギー公団などから合わせて305人が調査に当たり、店内に冷房をかけたまま入り口のドアを開けて営業している店に対しては、節電実践要領を案内するなど、自主的な参加を促します。指摘が2回目になると、最大で300万ウォンの罰金が科されます。
この夏、韓国では猛烈な暑さで電力使用量が急増しており、ドアや窓を開けたままクーラーをつけると、電力使用量が最大で4倍まで増えるとして政府や自治体では注意を呼びかけています。