死が差し迫った終末期の患者が、無意味な延命治療を拒否できる「ホスピス・緩和医療および臨終過程にある患者の延命医療の決定に関する法律の施行令案」が18日の閣議で議決されました。
この法律は「ウェルダイイング法(Well-Dying)」とも呼ばれ、「死が差し迫った終末期の患者」が、自分の決定または家族の同意にもとづいて無意味な延命治療を中止できるようにしたものです。
また、痛みの緩和ケアや相談治療などを、がん患者だけでなく、ほかの病気の末期患者も受けられるようにする内容も盛り込まれています。
この法律は、来月4日に施行されます。