康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が、韓日慰安婦合意で「最終的かつ不可逆的な解決」という表現が盛り込まれた経緯について調べる考えを明らかにしました。
康長官は、17日に行った韓国の日刊紙「中央日報」とのインタビューで「2015年に韓国と日本が慰安婦合意を発表した当時、本当におかしい合意だと思った。最後にあえて’最終的・不可逆的な解決’という表現を入れる必要があったのか疑問に思った」と述べました。
続いて「長官になった後、報告を受け、全体的に検討する必要があると思った」と述べ、外部の専門家によるタスクフォース(TF)を発足させて、検討することを示唆しました。
ただ、「タスクフォースの調査結果に基づいて再交渉を念頭に置くこともあるのか」という質問には「一つの選択肢になり得る」と答え、再交渉について回答を避けました。