ことし1月から6月までの6か月間、全国で発見された偽札が合わせて912枚に上りました。
韓国銀行が明らかにしました。
それによりますと、ことし上半期に見つかった偽札は合わせて912枚で、去年の下半期に比べて31.2%増えました。
種類別で見ますと、1万ウォン札が643枚で全体の70.5%を占めています。
なかでも、同じ番号を持つ1万ウォン札が469枚発見されましたが、いずれもカラーコピーされたもので、透けて見える絵やホログラムなど偽造防止の技術は施されていないということです。
地域別で見ますと、ソウルで314枚、京畿道(キョンギド)で150枚、仁川(インチョン)広域市で33枚など、首都圏で全体の75.3%が発見されています。
これについて韓国銀行は、紙幣を使う際に十分注意するとともに、偽札を発見した場合は直ちに警察や銀行に知らせるよう呼びかけています。