北韓は、28日夜発射した弾道ミサイルについて、29日午前、国営メディアを通じて、「ICBM＝大陸間弾道ミサイル『火星14型』の2回目の発射実験に成功した」と発表しました。
朝鮮中央通信が29日午前9時前に伝えたところによりますと、
今回のミサイル発射は、金正恩(キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が休戦協定締結日の27日に直接命令し、発射実験も金委員長の立ち会いのもと行われたということです。
また、「ミサイルは、高度が3724.9キロに達し、飛行距離998キロを47分12秒で飛行した」としたうえで、「弾頭部分の大気圏への再突入技術を改めて証明した」としています。
さらに金正恩委員長は、「あらゆる時にあらゆる場所からICBMを発射する能力が示され、アメリカ本土全域が射程に入ったことも確認された」と述べたということです。