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経済

先月の消費者物価 2.2%上昇

Write: 2017-08-02 11:53:09Update: 2017-08-02 11:53:09

先月の消費者物価 2.2%上昇

干ばつに続いて大雨、そして鳥インフルエンザの発生の影響が重なり、農畜水産物の価格が跳ね上がったことで、先月の消費者物価の上昇率が2.2%となったことがわかりました。
統計庁によりますと、先月の消費者物価指数は去年の同じ月に比べて2.2%上昇したということです。
消費者物価の上昇率は、去年は、毎月1.5%を下回りましたが、ことしに入って7か月連続2%前後となっています。
なかでも先月は、干ばつ、大雨、鳥インフルエンザの影響が重なり、農畜水産物が8.6%値上がりし、ことしに入ってもっとも高い上昇率となりました。
品目別には、白菜、サンチュ(サニーレタスの一種)、ほうれん草、カボチャなどの野菜が10%以上、スイカなどの果物がおよそ20%上昇し、農産物全体で9.8%の上昇率となりました。
また畜産物や水産物もそれぞれ6%以上上昇しました。
なかでも鳥インフルエンザの影響で卵の価格は65%近く跳ね上がりました。
電気、水道、ガス料金は、去年、記録的な猛暑で電気料金の引き下げが行われたことから、今年は8%の上昇となりました。
家賃は1.7%、個人サービスは2.4%の上昇、サービス物価は1.9%の上昇となりました。
食品などを含めた生活物価指数は3.1%上昇し、2012年1月以来、もっとも高くなりました。
消費者物価は、去年の電気料金引下げの影響がなくなり、野菜の需給が円滑になる来月以降、安定するとみられます。

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