康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は3日、ソウル駐在の長嶺安政日本大使と会談しました。
文在寅(ム・ンジェイン)政権発足後、康京和長官が日本の大使と会談するのは初めてです。
会談はおよそ30分間、非公開で行われ、具体的に話し合われた内容は公開されませんでしたが、韓国外交部が旧日本軍の慰安婦問題をめぐる韓日合意の検証を進めるための作業部会を立ち上げた直後であることから、この問題について話し合われたものとみられています。
外交部関係者によりますと、康長官は、会談で新しい外相に起用された河野太郎氏に祝いのメッセージを伝え、日本側によりますと、長嶺大使は康長官の就任に祝意を表したということです。
また外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は3日の定例会見で、河野外相の就任を祝うとともに、両国の協力促進に期待を示しました。
趙俊赫報道官はまた、6~7日にフィリピン・マニラで開かれるARF=東南アジア諸国連合地域フォーラムに河野外相が出席する場合、それに合わせて韓日外相会談を開催する方向で日程を調整していると述べました。