中国内陸部四川省の観光地「九寨溝(きゅうさいこう)」で8日夜に起きたマグニチュード7.0の地震で死傷者が続出しているため、韓国外交部は9日、四川省にいる韓国人に文字メッセージを送り、安全に十分注意するよう呼びかけています。
四川省の省都、成都の韓国総領事館によりますと、九寨溝にいた韓国人観光客は99人で、このうち2人が地震により軽いけがをしましたが、全員無事に避難したということです。
成都の韓国総領事館は、余震が続いているので、引き続き、韓国人に注意を呼びかけるとともに現地の被害状況を確認するとしています。
中国国営の新華社通信によりますと、この地震でこれまでに死者13人、けが人175人が出たということで、現地では9日も余震が続く中、救出活動や道路の復旧作業が本格化しています。