韓国では、このところ、日中の最高気温が35度を上回る猛暑の日が続き、熱中症患者が続出しています。
保健福祉部の疾病管理本部が8日、まとめたところによりますと、5月29日から今月1日にかけて、全国で発生した熱中症患者は919人にのぼり、このうち6人が死亡したということです。
これは、統計を取り始めた2011年以来、熱中症患者が最も多かった去年の同じ期間の858人に比べて、7.1ポイント増えています。
疾病管理本部は、梅雨が明けて本格的な猛暑が始まったため、今後、熱中症患者がさらに増える可能性があるとして、お年寄りや体の弱い人は外出を控えるとともに、十分に水分をとるなど健康管理に注意するよう呼びかけています。