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政治

文在寅大統領 韓日関係の発展で見解表明 

Write: 2017-08-15 14:22:06Update: 2017-08-15 16:10:59

文在寅大統領 韓日関係の発展で見解表明 

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、 「歴史問題が韓日関係の未来志向的な発展を妨げてはならない」という見解を示しました。
文大統領は15日、日本の植民地支配から解放72年に当たる「光復節」の記念式典で演説し、「歴史問題が韓日関係の未来志向的な発展を妨げてはならない」としたうえで、「政府は新しい韓日関係の発展のためにシャトル外交を含む多様な交流を拡大していく。北韓のミサイル脅威に共同で対応するためにも両国間の協力を強化せざる得ない」と述べました。
文大統領はその一方で、「韓日関係の未来を重視するからといって、歴史問題にふたをして前に進めるわけにはいかない。むしろ歴史問題にしっかり決着をつけてこそ、両国の信頼がさらに深まる」と強調しました。
そのうえで、「これまで多くの日本の政治家や知識人が両国間の過去と日本の責任を直視しようと努力してきた。こうした歴史認識が日本の国内政治状況で変わらないようにしなければならない。韓日関係の障害物は、過去の歴史そのものではなく、歴史問題に対する日本政府の認識にある」と指摘しました。
文大統領は、さらに、旧日本軍の慰安婦問題について、「人類の普遍的な価値と国民的な合意にもとづく被害者の名誉回復や補償、真相究明や再発防止の約束という国際社会の原則がある。韓国政府はこの原則を必ずも守る。日本の指導者の勇気ある姿勢が必要だ」と述べ、日本側の努力を促しました。

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