韓国の大企業上位30グループのことし1-6月期の営業利益は大幅に増えましたが、社員数は1年前より減っていることが分かりました。
企業経営成果評価サイトのCEOスコアが17日に発表したところによりますと、国内30大グループの系列会社のうち、去年と比較が可能な260社を対象に分析した結果、ことしの1-6月期の営業利益は、計53兆1293億ウォンと、去年と同じ時期に比べ47.9%増加しました。
しかし、去年の6月末現在、これらの企業の社員数は96万3580人と1年前に比べ3415人(0.4%)減少しました。
30大グループの好調の原因は、半導体部門です。
特に、三星電子とSKハイニックスの営業利益は、それぞれ103.8%、478.0%増加しました。
グループでは、三星 (128.6%)、LG(108.1%)、韓進(154.8%)などを含む20グループは、営業利益が増加しましたが、 錦湖アシアナグループ(-67.1%)、エスオイル(-60.2%)、暁星(-32.6%)など9グループは減少しました。
社員数の減少は、深刻な経営難に直面している造船3社、現代重工業、・大宇造船海洋、・三星重工業が、合わせておよそ8300人の人員を削減したことが主な原因だということです。
しかし、三星グループやSKグループは、営業利益が大幅に増加したにもかかわらず、1年前より社員数がそれぞれ0.4%と0.3%減りました。
一方、これらのグループの系列会社の三星電子とSKハイニックスは、1年間社員数を増やしてきました。
特に、三星電子は、主に半導体部門で社員数が増えた影響で去年より社員数が5341人(5.7%)増えました。