韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、大統領府青瓦台で日韓議員連盟の代表団と会談しました。
会談は午後4時から40分間行われ、文大統領は、「両国は、歴史問題などで困難を抱えているが、未来志向の関係に発展させ、北韓の核やミサイルの脅威に緊密に連携して対応しなければならない」という考えを示しました。
また、2015年末の慰安婦問題の合意については、「韓国国民の期待から遠くかけ離れた合意だった。合意の経緯を把握するために立ち上げた外交部のタスクフォースの活動結果を見守る」という立場を明らかにしました。
さらに、「来年の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック、2020年の東京オリンピック、2022年の北京冬季オリンピックと、北東アジアでオリンピックが相次いで開催されることをきっかけに、韓日関係が発展し、北東アジアの平和と反映が実現することを期待する」と述べました。
日韓議員連盟からは、額賀福志郎会長や河村建夫幹事長ら12人が出席しました。