北韓の攻撃に備えた民防空待避訓練が23日、全国で行われます。
行政安全部によりますと、23日午後2時から20分間、民防空待避訓練を全国で同時に行うということです。
この訓練は、21日から始まった韓米合同軍事演習、「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」の一環として行われるものです。
今回の訓練は、最近、韓半島の緊張が高まるなか、国家危機管理と国家総力戦対応能力を総合的に点検することを目標にしていて、北韓の核や生物化学兵器による攻撃、サイバー攻撃などに備えて、住民、自治体などが参加して実際の訓練が行われます。
訓練では、実際の空襲状況を想定して、ソウルなど40の都市の上空に敵の戦闘機が現れ、空襲警報のサイレンが鳴ると、住民は最寄の待避所に避難し、走行中の車両は一時停車します。
一方、今回の訓練では、集中豪雨で被害を受けた忠清北道(チュンチョンブクド)清州(チョンジュ)、忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)などの地域は除外されます。