ロシア空軍の長距離戦略爆撃機の編隊が23日に韓国の防空識別圏内に進入し、韓国空軍の戦闘機が緊急発進したことがわかりました。
韓国軍関係者が24日、明らかにしました。
韓国の防空識別圏内に進入したのは、ロシアの長距離戦略爆撃機「Tu-95MS」で、ロシア国営のイタル・タス通信によると、太平洋の公海の上空で飛行訓練を行っていたということです。
ロシア空軍の爆撃機はすぐに韓国の防空識別圏を出たということで、
領空侵犯はなかったということです。
ロシアは防空識別圏を認めておらず、ロシアの航空機が他国の防空識別圏を侵犯するケースが多いとされています。
これを受けて、韓国軍はロシア側との摩擦を減らすため、ホットラインの構築を提案しています。