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政治

裁判所 三星副会長に懲役5年の実刑判決

Write: 2017-08-25 15:52:20Update: 2017-08-25 16:45:07

裁判所 三星副会長に懲役5年の実刑判決

朴槿恵(パク・クネ)前大統領と友人の崔順実(チェ・スンシル)被告への贈賄罪などに問われた三星グループ経営トップで三星電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告(49)の判決公判が25日、ソウル中央地方裁判所で開かれ、懲役5年の実刑判決が言い渡されました。
李在鎔被告は、前大統領の朴槿恵被告と親友の崔順実被告に対して賄賂を渡したり、渡すことを約束したとして、起訴されていました。
検察側は公判で、李被告と元幹部4人が、朴槿恵前大統領と支援者の崔順実被告に対し、崔被告の娘の乗馬競技の支援や、崔被告が事実上支配していたとされる財団の設立資金などとして、約束分を含めて433億ウォンの賄賂を贈ったとして、懲役12年を求刑していました。
検察側は、李被告が、朴被告と崔被告から、グループ内の経営権を確立する上で不可欠とされた傘下企業間の合併に協力してもらう見返りを得たと主張し、直接証拠が乏しいなか、こうした一連の事実が認定されるかどうかが最大の焦点となっていました。
裁判所は、李被告が朴前大統領の支援を期待して賄賂をおくったとして、贈賄罪を認めました。
李被告は、特別経済犯罪加重処罰法の横領や財産国外逃避などの罪でも起訴されていましたが、裁判所は、横領や財産の国外逃避などについても有罪とし、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
また、三星グループの元幹部4人について、検察は懲役7~10年を求刑していましたが、2人については懲役4年の実刑判決、ほかの2人に対しては執行猶予付きの懲役3年と2年6か月の判決がそれぞれ言い渡されました。
今後予定されている朴槿恵(パク・クネ)被告らへの裁判に影響を与えるものとみられています。
判決を受けて、李被告の弁護人側は直ちに控訴するとしています。
今年2月28日に起訴されてから、178日での一審判決言い渡しとなります。

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