文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、日本駐在の韓国大使に、李洙勲(イ・スフン)慶南(キョンナム)大学教授(62)を内定しました。
李洙勲氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時、大統領諮問北東アジア時代委員会委員長と、文政権の事実上の政権引き継ぎ委員会に当たる国政企画諮問委員会で外交安保分科委員長を務めた対北韓対話派として知られています。
与党の関係者は、「文大統領が強調した未来志向的な韓日関係構築のための適任者」と説明しています。
一方、駐米韓国大使は、盧武鉉政権でイギリス大使を務めた趙潤済(チョ・ユンジェ)西江(ソガン)大学教授(65)を、駐中国大使には2012年の大統領選で文在寅候補の秘書室長を務めた盧英敏(ノ・ヨンミン)前国会議員(60)を内定しました。駐露大使はまだ決まっていません。