環境部は4日、慶尚北道(キョンサンブクド)星州(ソンジュ)郡のアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード」配備地について国防部が提出した小規模環境影響評価の報告書を検討した結果、「条件付き同意」を決定したと発表しました。
環境部は、韓国環境政策評価研究院や環境影響評価の専門家と協議しながら、THAAD管制用レーダーの電磁波・騒音の影響などを検討してきました。
その結果、電磁波・騒音など環境面での悪影響が微々たるものと判断したということです。
小規模環境影響評価は審議の結果に応じて「同意」、「条件付き同意」、「不同意」、「補完要求」などがあり、環境部の関係者は、条件付きで環境影響評価書を認めるとしたことについては「一部の住民が懸念しているため、モニタリングを強化して結果を公開し、住民を説得する努力が必要」としています。