韓国軍当局は4日、北韓が核弾頭の小型化に成功したと推定されると明らかにしました。
国会国防委員会の全体会議が4日開かれ、宋永武（ソン・ヨンム）国防部長官は、「北韓が核弾頭を500キログラム以下に小型化・軽量化することに成功したと推定される」と述べました。ICBM＝大陸間弾道ミサイルに搭載可能と判断されるとしています。
一方、国家情報院は４日、北韓が今月９日の建国記念日などに合わせ、再びICBM発射や核実験などの挑発行為に踏み切る可能性があるとの見方を示しました。
北韓の北東部の核実験場、咸鏡北道（ハムギョンプクド）吉州（キルジュ）郡豊渓里（プンゲリ）付近で、今回核実験を行った坑道とは別の坑道で実験を準備している兆候が見られるということです。