駐ロシア大使に禹潤根(ウ・ユングン)国会事務総長(60)が内定しました。
大統領府青瓦台が5日に明らかにしたところによりますと、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が駐ロシア大使に禹潤根氏を内定したということです。
禹潤根氏は、ことし60歳、韓国南西部全羅南道(チョンラナムド)光陽(クァンヤン)出身で、国会議員を17代から19代まで3期務めたほか、革新系の「新政治民主連合」の院内代表や国会事務総長を歴任し、国会と党の要職を経た政界の重鎮です。
また、駐韓ロシア大使館法律顧問を務め、サンクトペテルブルク大学校大学院で国際政治学修士学位を取得し、政界では「ロシア通」として知られています。
禹潤根氏の内定によって、日本、アメリカ、中国、ロシアなど韓半島周辺4強国の大使が出揃うことになりました。