第72回国連総会が、ニューヨークの国連本部で現地時間の12日、193の加盟国の代表が参加して開幕しました。
今回の国連総会は、「人を根本に：持続可能な地球ですべての人の平和と品格のある暮らしを追求する」というテーマで開かれ、国際平和と安全、人権、開発などの分野について討論が行われます。
総会のハイライトともいえる各国首脳や閣僚らによる一般討論演説は、今月19日から25日まで行われ、各国から196人が代表として参加します。
一般討論演説は、各国の代表らがテーマにこだわらず、重視する課題について問題提起し、それぞれの立場について述べるものですが、今回は、６回目の核実験を強行するなど挑発を繰り返す北韓への対応が主な議題になるとみられます。
このなかで文在寅（ムン・ジェイン）大統領と安倍総理、トランプ大統領のほか、北韓のリ・ヨンホ外相も基調演説を行う予定で、どのようなメッセージを発信するかに関心が寄せられています。