日本の最高裁判所長官にあたる大法院長候補の金命洙(キム・ミョンス)氏(57)の任命同意案が国会で可決されました。
国会本会議が21日、開かれ、大法院長候補の金命洙氏の任命同意案は、出席議員298人のうち、賛成160人、反対134人、棄権1人、無効3人で、可決されました。
採決に先立ち、ともに民主党の禹元植(ウ・ウォンシク)院内代表は、「与野党が協力する真の出発点になれるよう、野党の賢明な判断を望む」として協力を呼びかけましたが、保守系の野党「自由韓国党」、「正しい政党」は、反対の立場を決めていました。
キャスティングボートを握っていた中道系の野党「国民の党」が賛成票を投じて、可決されたものとみられます。