李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は22日、日本のメディアとのインタビューで、日本の天皇の退位前の韓国訪問を求めました。
韓国メディアが、朝日新聞の報道を引用して伝えたところによりますと、李国務総理は「天皇が退位される前に韓国を訪問して、この間の両国がほどけなかったしがらみを解いてくだされば、両国関係の発展に大きな助けになる。それだけの雰囲気が早く醸成されることを望む」と述べたということです。
朝日新聞はこれについて、「日韓双方には、朝鮮半島とのゆかりに言及してきた天皇の韓国訪問が、日韓関係改善の大きな契機になると期待する声がある」と説明しています。
また李国務総理は、来年2018年が韓国の金大中(キム・デジュン)大統領と日本の小渕恵三首相による「韓日パートナーシップ宣言」から20年になることを指摘し、「韓日関係が最も良かった時期、あの時の両国関係が復活すれば良い。外交当局間でも議論が始まることを望む」と述べ、新たな政治合意への期待感を示しました。