他の生物の遺伝子を組み込んで新しい特性を持たせた遺伝子組換え作物(GMO)の輸入量が、ここ5年間で、961万トンに上ることがわかりました。
食品医薬品安全処によりますと、2013年1月からことし8月までの間、韓国に輸入された遺伝子組換え作物は、「トウモロコシ」が505万トンでもっとも多く、続いて「大豆」450万トン、「菜の花」5万トンなどでした。
また、輸入された遺伝子組み換え作物は、でん粉、水飴、家畜の飼料などの原材料として使われており、遺伝子組み換え作物を使った加工食品の生産量は928万トンに上るということです。
これについて専門家は、今後、韓国でも、加工食品の原材料に遺伝子組み換え作物が含まれているかどうかを表記する必要があると指摘しています。