韓国政府は、立て続けに大地震に見舞われたメキシコの被災者支援と復旧に向けて、メキシコ政府に対し100万ドルおよそ11億4000万ウォンを支援することになりました。
メキシコの外交部が現地時間の27日明らかにしたところによりますと、メキシコ駐在の全飛虎(チョン・ビホ)韓国大使がメキシコのカルロス・デ・イカサ外務次官と面談し、韓国政府が人道支援を表明する書簡を手渡したということです。
全飛虎大使は、「今回の支援決定は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が21日に国連総会で行った基調演説で、韓国国民と政府を代表して地震で被害を受けたメキシコ国民にお見舞いの意を示したことを受けた措置」と説明しました。
メキシコでは7日に南部でマグニチュード8.1の地震が起きて98人が死亡し、
また、19日には中部でマグニチュード7.1の地震が発生し、28日現在で死者は337人に上ります。また1万4000戸あまりの住宅が崩壊し、数千人の被災者が仮設の避難所や救護所での生活を強いられています。