大統領府青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は27日、 アメリカが戦略兵器の韓半島周辺へのローテーション配備を拡大すると明言したことを明らかにしました。
27日に行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与野党4党代表の会合で述べたものです。
鄭義溶国家安保室長は、北韓の脅威に対抗するローテーション配備の拡大について、「早ければ年末にも始まる。韓国軍の防衛力の向上に役立つだろう」としています。
鄭義溶国家安保室長はまた、「10月10日または18日前後に、北韓のさらなる挑発が予想される」と述べました。10月10日は朝鮮労働党創建記念日で、18日は第19回中国全国人民代表大会が予定されています。
これに先立って、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とアメリカのトランプ大統領は、現地時間の21日にニューヨークで行われた韓米首脳会談で、韓国と周辺地域においてアメリカの戦略資産のローテーション配備を拡大することで合意しています。