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経済

消費者物価9月も上昇 旧盆控え3か月連続2%台 

Write: 2017-09-28 13:06:51Update: 2017-09-28 16:31:23

消費者物価9月も上昇 旧盆控え3か月連続2%台 

旧暦のお盆、秋夕(チュソク)を控え、9月も農畜水産物と果物が大幅に値上がりし、消費者物価指数は、前の年の同じ期間に比べて3か月連続で2%台の上昇率となりました。
統計庁が28日発表した消費者物価動向によりますと、9月の消費者物価指数は前の年の同じ期間に比べて2.1%上昇しました。
8月の2.6%に比べると上昇率はやや縮小しましたが、3か月連続の2%台となりました。
上昇率が3か月連続で2%台となったのは、2012年6月以来です。
秋夕を前に需要が増える果物や農畜水産物が大幅に値上がりし、果物の上昇率は21.5%と、6月から20%台が続いています。
農畜水産物は4.8%上昇し、物価全体を0.41ポイント押し上げました。
農産物は5.2%、水産物は6.1%それぞれ上昇しています。
一方、野菜類は4.2%値下がりし4か月ぶりに下落に転じました。統計庁は前年の同じ月に価格が高騰していたことの影響だと分析しています。
市民が肌で感じる生活物価指数も2.9%上昇しました。食品は3.1%、食品以外は2.7%上昇しています。
統計庁の関係者は、「野菜類だけが下がり、あとはほとんどすべての品目で上昇した。国際原油価格の上昇で、石油類も上昇した」と説明しています。
政府は、野菜の需給状況が改善する見通しであることなどから、今後、物価上昇がやや鈍化すると見込んでいます。

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