最長10日間と長い連休になったことしの秋夕（チュソク）連休、仁川(インチョン)国際空港から出国した人は、1日、これまでで最高となりました。
仁川国際空港公社によりますと、1日、仁川国際空港から海外に出かけた人の数は、11万6112人となり、１日の出国者としては、これまでで最高を記録しました。
仁川国際空港公社は、今回の秋夕連休中におよそ110万人が仁川から海外に出かけると予想しています。これは去年の2倍をはるかに超える多さです。
海外旅行に出かける人が多くなっていることから、大型連休による内需活性化の効果は、期待ほどにはならないのではないかと懸念する見方が出ています。
韓国では海外旅行に出かける人が増えていて、去年７月から今年６月までの１年間に、韓国の家計が海外で消費した金額は30兆ウォンを超えています。
この背景には、格安航空会社の路線拡大や、振り替え休日による連休の増加があるものとみられています。