ことし7月から9月にかけての第3四半期の経済成長率は、0%台半ばにとどまる見通しです。
企画財政部と韓国銀行は9日に発表した経済概況で、第3四半期の経済成長率は第2四半期の0.6%とほぼ同じ水準になるという見通しを示しました。
今年は、第1四半期の成長率が建設投資と設備投資が増え、輸出も伸びたこともあって、6四半期ぶりに1%台を回復しましたが、第2四半期になると生産と消費がともに減少し、0.6%に下がりました。
第3四半期も、生産と消費の回復の兆しが見えず、設備投資は減少する見込みで、成長率は第2四半期とほぼ同じ水準になるものとみられています。
また家計債務の増加やアメリカの金利引き上げなどもあり、政府が目標としていた年間成長率3%台の達成は難しいものとみられています。