韓国が、世界の船舶受注で先月、中国を抜いて1位となりました。
世界の造船・海運市況を分析するイギリスのクラックソン社が11日に発表したところによりますと、9月の国別受注業績で、韓国は超大型コンテーナ船などあわせて26 隻146万CGTを受注し、世界の船舶受注で首位になったということです。
2位は中国、3位は日本でした。
ことしの1月から9月まで国別の受注業績は、中国が217隻で1位、韓国が133隻で2位となり、大きな格差がありましたが、9月1か月の業績では韓国が中国を抜きました。
また、韓国の9月の受注残高も前の月に比べて69万CGT増加して1665万CGTとなりました。
受注残高が、前の月に比べて増加したのは、23か月ぶりのことです。
業界関係者は「大規模発注と受注残高の増加などでよい結果が得られたが、このような傾向がどれだけ続くかは見守る必要がある」と話しています。