文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率が、旧暦のお盆、秋夕以降、70％台に再び上昇しました。
世論調査機関の韓国ギャラップが10日から12日にかけて全国の成人男女1005人を対象に行った調査で、文在寅大統領の支持率は2週前より８ポイント上がり、73％でした。
否定的な評価は19％で、2週前より７ポイント下がりました。
支持率上昇の最も大きな要因は、安全保障に対する不安が和らいだためとみられています。ギャラップは「10月に入り、北韓の実質的な追加挑発はなく、アメリカ軍爆撃機の韓半島上空の飛行など周辺国が共同で北韓に対する圧迫に乗り出している」と説明しています。
一方、政党支持率は、与党「ともに民主党」が2週前より3ポイント上がって48％となっています。
野党「自由韓国党」は11％で2ポイント下落、「正しい政党」は8％、「国民の党」と「正義党」はいずれも6％でした。