収賄罪などに問われている前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告の勾留が延長されることになりました。
ソウル中央地方裁判所は13日、今月16日に期限を迎える朴前大統領に対する追加の拘束令状を出しました。
韓国の刑事訴訟法では被告の一審での勾留期間を起訴から最長6か月としていますが、朴被告は今月16日に期限を迎え、勾留の延長が認められなければ17日に保釈されることになっていました。
検察は、保釈された場合、今後の裁判にも出席しない恐れがあると指摘し、さらに、事件と関連する証人に影響力を及ぼし、証拠の隠滅や操作をする可能性が高く、裁判に悪影響を及ぼす恐れもあるとして、拘束を延長する必要があると訴えていました。