韓国国防部は13日、北韓による軍事挑発に備えて、韓半島周辺の海域で、週明けの16日から20日まで韓米合同演習を行うと発表しました。
それによりますと、この演習にはアメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」や、韓国海軍のイージス駆逐艦など、艦艇およそ40隻が参加するほか、F15戦闘機や哨戒機、ヘリコプターなどが加わるとしています。
これに先立って、巡航ミサイルを搭載し特殊部隊を発進できるアメリカのオハイオ級原子力潜水艦「ミシガン」1万7000トンが13日、釜山港に入港し、その威力を示しました。ミシガンは16日からの演習に参加するものとみられます。
一方、北韓の朝鮮中央通信によりますと、北韓外務省のアメリカ研究所研究員は13日の論評で、グアム沖に弾道ミサイルを発射する計画に改めて触れるなどアメリカを威嚇しました。