国際
宮城県に「オルレ」 大震災の傷を癒す道
Write: 2017-10-24 10:58:27 / Update: 2017-10-24 14:49:40
済州島のトレッキングコース「オルレ」が宮城県に輸出されることになりました。
日本への輸出は、九州に続いて2件目です。
ソウル新聞などが23日に伝えたところによりますと、宮城県と宮城県観光連盟の関係者が、済州島のトレッキングコース「オルレ」をモデルにした「宮城オルレ」を整備するため、「オルレ」を管理する社団法人「済州オルレ」に
コースの開発や運営ノウハウなどの支援を求めてきたということです。
宮城県は、2つのコースをつくり、来年のオープンを目指すということです。
「オルレ」とは、済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味で、「宮城オルレ」でも、コース内の要所に目印として「カンセ」と呼ばれる済州島の馬をモチーフにしたオブジェや、青と赤のリボンなどの標識が使われます。
「宮城オルレ」をつくることを最初に提案した宮城県議会の菊地恵一議員は、「大震災以降、外国人観光客が回復しておらず、済州オルレと九州オルレがもたらした癒しや訪問客増加などの効果に注目した」と話しています。
一方、2012年にオープンした「九州オルレ」は、これまでに観光客33万人が訪れるなど、九州の代表的な旅行商品となっています。
「済州オルレ」は、去年6月、モンゴルにも輸出されています。
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