有事の際に敵地で遭難した戦闘機操縦士の救出を専門的に行うアメリカ空軍の特殊部隊が、韓国空軍の特殊部隊と韓国で初めての韓米合同演習を行っています。
韓国空軍は25日、「韓国空軍が23日から27日まで韓国北東部の江原(カンウォン)道の山岳地域でアメリカとともに山岳救助訓練を行っている」と発表しました。
今回の訓練は、敵の攻撃で航空機から脱出した操縦士が敵の山岳地帯に遭難した状況を想定して行われ、沖縄嘉手納空軍基地から韓半島に展開されたアメリカ救助隊の航空救助員6人を含め、韓米空軍の航空救助員30人あまりが参加しています。
韓国空軍の関係者は「今回、初めての訓練にもかかわらず、チームワークが非常によかった」としたうえで、これからも韓米の合同演習を定期的に行っていく考えを明らかにしました。