食べ物の飲み込みが困難な高齢者に配慮した加工食品に対する国家規格が設けられ、来年からは容器や包装に中身の硬さが表記されます。
農林畜産食品部は、介護が必要な人や高齢者に配慮した加工食品の国家規格を決める方針を29日、明らかにしました。
それによりますと、高齢者向け加工食品は、硬さに応じて「歯で食べられる」、「歯ぐきで食べられる」、「舌で食べられる」の3段階に分類され、容器や包装に硬さを表記したシールが貼られるようになるということです。
農林畜産食品部は、11月中に公聴会で業界関係者の意見を聞き、12月中に国家規格の詳細を告示する予定です。