ことし1月から9月までの間、韓国を訪れた外国人観光客は、去年の同じ期間に比べて23.5%減少したことがわかりました。
韓国銀行によりますと、ことし1月から9月までの間、韓国を訪れた外国人観光客は994万人で、去年の同じ期間に比べて23.5%減少しました。
とりわけ、中国政府がアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備に反発し、3月から韓国への団体旅行を全面禁止した影響で、中国人観光客は去年の同じ期間に比べて60%以上減少したということです。
また、1月から8月までの間、外国人観光客による国内での消費額は88億5000万ドルで、去年の同じ期間に比べて23.6%減少しました。
一方、1月から9月までの間、日本を訪れた外国人観光客の数は2120万人で、去年の同じ期間に比べて17.9%増加しました。
このうち、韓国人観光客は521万人、中国人観光客は556万人に上りました。
この期間中、外国人観光客による日本国内での消費額は3兆2761億円に上り、去年に比べて14.7%増加しました。