三星電子が発表したことし7月から9月までの第3四半期の決算は、半導体事業の好調に支えられ、営業利益が過去最高となりました。
三星電子が31日発表したことし第3四半期の連結決算によりますと、営業利益は14兆5300億ウォンで、過去最高だった前期の14兆700億ウォンを上回り、四半期としての最高額を更新しました。
半導体市場の好況を追い風に、前の年の同じ期間のほぼ3倍を記録しています。
事業別にみますと、半導体部門の営業利益が9兆9600億ウォンで、利益全体のおよそ3分の2を占めています。
ことし第3四半期の売上高は62兆500億ウォン、純利益は11兆1900億ウォンで、いずれも過去最高となっています。
専門家らは、DRAMやNAND型フラッシュメモリーなどのメモリーを中心に半導体需要が増え続けていることから、第4四半期は、第3四半期を上回る業績になるとみています。