第4次安倍晋三内閣が発足したことを受けて、韓国政府が祝意と、日本政府と引き続き協力していく方針を示しました。
外交部の報道官は1日、論評を発表し、「韓国政府は、安倍自民党総裁が第98代内閣総理大臣に選出され、新たな内閣が発足したことを祝う」と述べました。
また、「正しい歴史認識の土台のうえで、韓日関係を未来志向の成熟したパートナー関係に発展させていくため、韓国政府は、今後も日本政府とともに協力を続けていく」と強調しました。
これに先立ち、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月24日、安倍首相と電話会談し、衆議院選挙での自民党の勝利を祝ったうえで、「来年をきっかけに、両国関係をより一層発展させるため、緊密に協力していくことを望む」と伝えています。
安倍内閣が続くことから、慰安婦合意や過去の歴史問題など韓日間の外交懸案についての姿勢に、大きな変化はないとみられます。