就職活動をしている人々が中小企業への就職をためらうもっとも大きな要因は、「低い給料」であることがわかりました。
韓国中小企業学会が就職希望者466人を対象に調査したところによりますと、「中小企業への就職を望まない」と答えた人は180人で、全体の38.6%を占めました。
また、中小企業への就職を望まない理由としては、「給料が低いため」がもっとも多く、「働きやすい環境ではないため」、「社会的に認められないため」、「将来性が低いため」などが挙げられたということです。
2016年現在、国内中小企業の1か月間の給料は平均で323万ウォンで、中小企業への就職を望まない人が希望する給料に比べておよそ50万ウォン低い金額となっています。
一方、「中小企業への就職も視野に入れている」と答えた人は、その理由として、「有望な企業が多いため」、「就職する確立が高いと考えられるため」、「自分の適性に合う仕事がしたいため」などが挙げられました。