野党「正しい政党」の金武星(キム・ムソン)議員、朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表など9人が6日、離党を宣言しました。
いずれも第1野党「自由韓国党」との統合を主張していた統合派議員らで、8日に離党届を提出し、9日に「自由韓国党」への入党手続きをする予定です。
これで「正しい政党」の議席数は20議席から11議席に減り、日本の院内会派に相当する院内交渉団体の地位を失います。
「正しい政党」は朴槿恵前政権で与党だった「セヌリ党」、現在の「自由韓国党」から離党した議員を中心としてことし1月に結成されましたが、最近になって「自由韓国党」との統合を主張する声が出ていました。
5日の議員総会では「自由韓国党」との統合について論議されましたが、結論は出ませんでした。
これで「正しい政党」の分党は既定事実となりました。