「保守派の大統合」を掲げて保守系の野党「正しい政党」を離党した議員8人が9日、第1野党の「自由韓国党」に公式に入党しました。
「正しい政党」の金武星(キム・ムソン)議員ら8人は、8日に離党届を提出していました。
さらに朱豪英院内代表も、13日の「正しい政党」の全党大会が終わり次第、離党届を出して、「自由韓国党」に合流する予定で、いずれも第1野党「自由韓国党」との統合を主張していた統合派議員らです。
この9人が合流すれば、自由韓国党の議席数は107議席から116議席に増え、院内第1党の与党「ともに民主党」との議席数の差は5議席に縮まります。
これに対して「正しい政党」の議席数は、20議席から11議席に減り、発足からわずか8か月で、日本の院内会派に相当する院内交渉団体の地位を失うことになりました。
また国会は、「ともに民主党」、「自由韓国党」、「国民の党」の3つ巴の構図に再編されることになりました。