アメリカの原子力空母3隻が今月11日から4日間、韓半島周辺の海域で共同演習を行います。
アメリカ軍第7艦隊が9日、発表したところによりますと、アメリカの原子力空母3隻が11日から14日まで、西太平洋で共同演習を行うということです。演習に参加するのは、ロナルド・レーガンに加え、ニミッツとセオドア・ルーズベルトの3隻です。
韓国国防部によりますと、韓日米3か国の合同訓練は計画しておらず、韓米両国の合同訓練も現在、協議中だということです。
アメリカの原子力空母3隻が、西太平洋で演習するのは、グアム島沖で実施した2007年以来で、北韓への強力な警告のメッセージになりそうです。
元韓国軍関係者は、「韓半島周辺の海域でアメリカの空母3隻が共同演習をするのは極めて異例で、おそらく韓国戦争以来初めてだろう」と話しています。ことし5月末には、韓半島周辺の海域で、アメリカの原子力空母、ロナルド・レーガンとカールビンソンの2隻が共同演習を行っています。