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政治

文大統領 「保護主義への積極対応を」

Write: 2017-11-11 20:35:09Update: 2017-11-11 22:08:54

文大統領 「保護主義への積極対応を」

今回のAPEC首脳会議で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、アメリカのトランプ大統領が多国間ではなく2国間の貿易協定を重視する考えを強調する中、 経済の成長と均衡ある発展のためには保護貿易主義撤廃が必要との考えを示し、APECが域内の保護主義に積極的に対応していくべきだと訴えました。
文大統領は11日に開かれたAPEC首脳会議の第2セッションで貿易体制について演説し、域内の経済の成長と均衡ある発展のためには自由貿易の推進と保護貿易主義撤廃が重要との考えを示しました。
そして、「今の保護貿易主義や反グローバリズムの根本的な原因は貿易の恩恵が社会各層に行き届いていないためだ」と指摘し、「自由貿易を通じた成長の恩恵を受けられない階層や集団をなくすよう積極的に支援すべだ」と強調しました。
そのうえで、文大統領は、「(中国が主導する)域内全体で貿易や投資の自由化を目指すFTAAP=アジア太平洋自由貿易圏が創設されれば、アジア太平洋共同体がより緊密に連携し、ともに発展できると思う」と述べました。

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